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横浜市長選は三十日、投開票される。現職林文子さん(71)=自民、公明推薦=、無所属新人で元衆院議員の長島一由さん(50)、無所属新人で元横浜市議の伊藤大貴さん(39)の三人が立候補している。
林さんは待機児童ゼロや企業誘致など二期八年の実績を挙げ、「三期目も信頼して任せてほしい」と市政継続を訴える。中学校給食の代わりに導入した業者配達弁当「ハマ弁」は、値段を「給食並みに」下げるほか支払いや予約の利便性を高めると主張する。
長島さんは、山下ふ頭への誘致が取り沙汰されているカジノに反対。「ギャンブルで生活が破綻し、生活保護受給者が増える」とし、経済効果よりも社会的コストの方が上回ると訴える。また、特定健診受診者の国民健康保険料を値下げすることも公約に掲げる。
伊藤さんは「横浜の顔となる場所にカジノはそぐわない」と誘致反対。中学校給食実現も訴える。財政再建では、公共の土地や建物の管理を民間に任せ、催しなどをしてもらうことで、管理料の節約と利用料収入増加、にぎわいづくりの「一石三鳥」を主張する。
(7月20日 東京新聞webより一部引用)
上記は先日、何気なく見たニュースの抜粋です。
横浜市議選、熱いですねー
って、その部分ではありません。
驚くべきはやはり「横浜市の中学校には学校給食がない」という点です。
調べたところどうやらほんの一部あるとこもあるらしいですが・・・
そして、学校給食がない代わりに「ハマ弁」と呼ばれるお弁当が用意されているようです。
(とはいえ当然コストとしては割高です。)
さらに、驚いたのは、「食事の時間が15分しかない」というからびっくりです。
「食育」が謳われている昨今、まさかこんな状況が未だ続いているとは思いもよりませんでした。
「お弁当」が子ども達の食育に繋がることは当然理解できますが、今は親の仕事のあり方も多様化している時代。
なかなか手作りのお弁当を作ってあげることが困難なご家庭もあるでしょう。
その点について「お弁当重視」「救済措置としてハマ弁」は理解できます。
しかし、食事の時間が15分しかなく、実際には保護者へも子供たちへも負担を強いている今の現状はいかがなものでしょうか。
「給食費未払い問題」なども関わっているのだろうとは容易に想像できますが、このような環境で食事をさせられている子供たちとしては、食事にありがたみを感じることもできないまま「ただ急いで食べる」状況にしかなっていないのではと思います。
そう考えると、当然、「食育」は蔑ろにされているということになります。
私は地方の一介の塾講師でしかないので、市の問題に口をはさむことなどできません。
では、なぜこのタイミングでこの話をしたくなったのか
「夏休み」はチャンスだからです。
子ども達は、家庭の食事をより多く摂ることができるチャンスです。
できる限り、家族で食卓を囲み、団らんし、コミュニケーションを図りながらゆっくりと楽しい食事を摂ってもらいたいと思います。
あたりまえのことですが、今後に大きく影響するでしょう。
お母さま方からすれば、普段ならいない時間にも子どもがいるというのは負担も増えるものかもしれません。
ですが、こういった家庭のなかでの些細な取り組みが、夏明けの子ども達の活動や、後々の人格形成に影響してくるのは間違いないです。
どうか、勉強だけの意味ではなく「夏休みを有意義に」過ごしていただきたいと思います。
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