このブログを書いている今日この日、世は「プレミアムフライデー」という日本で仕事をする社会人にとってありがたいのかありがたくないのかわからない日のようですね。

一見すると、定時で勤務されている所謂サラリーマンの方々にはいつもとは違う、特別な平日なのかもしれません。

しかし、教育業界に身を置く者には何ら変わりない日です。

当然ながら、子どもの教育に携わり、授業や部活動がある限り「１５時で退社」などとは言ってられないからです。

ちなみに当塾は本日「第５週目」にあたる為、授業はございません（笑）

が、７月より始まる「夏期講習会」の準備に向けて大忙しです！

「プレミアムフライデー」を否定する気は毛頭ありませんが、ふと、気になってしまいました。

学校や塾に「プレミアムフライデー」など存在しないのです！（笑）

本来、教育はその国にとって最重要ともいえる部分だと言えるでしょう。

しかし、近年の保育士の勤務体系問題や中学・高校の部活動問題などを始め、教育者の過酷な労働環境が取りあげられています。

私は塾の講師であるがゆえに、どちらかと言えば「学校教育に疑問を投げかける者」という立場を取りがちですが、現実問題として学校教育の現場もかなり厳しい現実にさらされているのだろうということは理解できます。

企業勤めの方々よりも早く出勤し、終了は一見早いように見えて実は事務処理が多く定時になんて帰れない。

さらに部活動の顧問をすれば雀の涙程度の時給で夜まで指導。

その上、無茶な学習指導計画に沿って授業展開しつつも子どもに内容は定着させなければならない。

当然、子どもがついてこれなければ自然とテストの平均点も下がり、学力差が大きく生まれる。

しかし、救済する時間もないので提出物等別のポイントを評価することで緩和。

いやー。。。大変ですね（汗）

そりゃ塾もなくならないわけです（苦笑）

もはやディティールにこだわっても意味がないところまで来ているように思います。

抜本的な解決策を講じてほしいものです。

もちろん我々教育者の労働環境の為もあります。

ですが、そこで一番の被害を被っているのは次世代の若者たちであることに気付いてほしいです。

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