旭野高等学校の概要

愛知県立旭野高等学校は、尾張旭市内では唯一の高等学校となります。全日制の普通科のみで、大学進学を目標とした高等学校となります。学校のある尾張旭市は、愛知県の北西部に位置し、北部と西部は名古屋市に接しています。愛知森林公園などもあり、自然の豊かな生活のしやすい環境のよいところです。

設立年月日：1971年
設置者：愛知県
国公私立：公立高校
設置学科：普通科（第2学年から、文系と理系。第3学年になると、文系が文Ⅰ系、文Ⅱ系に分かれる）
所在地：愛知県尾張旭市東印場町3－4－1
交通アクセス：名鉄瀬戸線　「旭前」駅下車　南へ徒歩10分。名古屋市営バス　藤丘12号系統 「印場」バス停下車　東へ徒歩12分。

旭野高等学校のWebサイト
http://www.asahino-h.aichi-c.ed.jp/

旭野高等学校の特徴　学年ごとのコースの細分化

学校の教育目標として、「知性ある社会人」、「品格ある教養人」、「気力ある生活人」という3つの人間像をめざすということがあります。不断に発展している社会に対応することで、さらに未来の要請にこたえられる心身を育成するというように、進学に関してだけでなく、人間性の向上を目指した教育が特徴となっています。

1クラスは40人となります。指導の仕方としては、学習に関して足踏みや息切れのないように気を付けることで、個人の習熟度に応じてきめ細かく、学習の積み残しが起こらないように、きめ細かな個別指導を行っています。また、予習や復習が定着するようにし、学ぶことの喜びが実感できるように配慮しながらの学習となっています。

第1学年では、コースは共通となっていて、芸術に関する科目以外は全て共通の科目を学習します。第2学年になると、コースは文系と理系に分かれ、個々の適性や進路に応じて選択ができるようになっています。第3学年になると、文系に関しては、文Ⅰ系、文Ⅱ系に分かれ、目標とする大学に応じてさらに細かな指導が行われます。文Ⅰ系は、主に私立大学文系を目指したコース、文Ⅱ系は主に国公立大文系を目指したコースとなります。

旭野高等学校の学校生活と進路

「知性ある社会人」、「品格ある教養人」、「気力ある生活人」の育成を目指す旭野高等学校では、「文武両道」も掲げていて、学習能力だけでなく、スポーツにも力を入れています。

部活動としては、運動部として、バレー部、テニス部、バスケットボール部、バドミントン部、陸上競技部、サッカー部、野球部、ハンドボール部、卓球部、水泳部。ラグビー部、剣道部、ソフトボール部、ダンス部があります。中でも、ラグビー部が有名で、全国高等学校ラグビーフットボール大会にも出場の経験があります。他にも、水泳部や陸上部なども、東海大会以上の大会にほぼ毎年出場しています。

文化部としては、音楽部、理科部、囲碁・将棋部、美術部、茶華道部、合唱部、ＥＭＣ、報道部、文芸部があり、吹奏楽部が、ほぼ毎年県大会に出場しています。地域的に珍しいのが軽音楽部で、バンド活動の傍ら、市内の児童館などでボランティア活動を行っており、地域社会に貢献しています。
年間行事としては、6月の球技大会、9月の旭耀祭、第二学年では10月の修学旅行が大きなものとなります。

進路指導の方法としては、どの大学の学部・学科に適しているか、また、将来どのような方向を目指すのがいいのかを進路相談を通じて行います。全国レベルでの学力を診断するため、各種の模擬テストを斡旋し、客観的に自分の実力を把握できるようにしています。進路指導室では、各大学・短期大学の資料が揃えられていて、一人一人が活用できるようになっています。また、学年ごとに「進路の手引き」が発行されていて、家庭内で進路の話をする際の貴重な資料にもなっています。
進路の目標に応じては、補習も行われます。夏季休業等の長期休業中の補習や、早朝の補習もありますし、第3学年ではライジングサンと呼ばれる土曜補習が行われます。ホームルームでは、個人がそれぞれの生き方を考え、主体的に進路を選択できるように指導を行っています。

旭野高等学校の偏差値
　普通科　65
（参考：最新！愛知県 高校偏差値ランキング 2018）

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