安城高等学校の概要

安城高等学校は、愛知県安城市に立地。校門から玄関に続くケヤキ並木や、秋には見事に色づくメタセコイヤ等、校舎は美しく豊富な木々に囲まれた立地。その緑とよくマッチした、赤レンガ造りと見間違うしゃれた校舎は外見上の特色です。

設立年月日：1921年
設置者：愛知県
国公私立：公立学校
設置学科：普通科、生活文化科
所在地：446-0046 愛知県　安城市赤松町大北103
交通アクセス：JR安城駅から徒歩約30分。・安城駅から市の循環バス(あんくるバス)福祉センターで下車　西方向へ徒歩5分。名鉄バス(更正病院行き)　中央図書館東下車　西方向へ徒歩15分

安城高等学校のWebサイト
http://www.anjo-h.aichi-c.ed.jp/

社会に立派に通用し、活躍し、貢献できる人間を育成

安城高等学校は、「社会に立派に通用し、活躍し、貢献できる人間を育成する」（安城高等学校Webサイトより）を教育目標に掲げています。主な特色は次のとおりです。

1.きめ細かい指導
普通科と生活文化科の2つの学科があります。進路指導等の多様性・個性化に応じ、その進路実現に向けたきめ細かい指導がされています。
学習面では、早朝テスト・補習が各学年別に設定されています。また、長期の休みには集中学習や学習合宿など、自学自習・自律学習を確立する機会が多くあります。
日頃から自由に質問できる雰囲気ができており、生徒は職員室へはもちろん、各教科の準備室へも積極的に出入りしています。
放課後の廊下などで先生をつかまえて質問する生徒の姿も、よく見られます。生徒と教員の結びつきは強いです。

2.新美南吉ゆかりの学校
「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」などの童話で知られる童話作家の新美南吉は、愛知県半田市の出身です。しかし25歳～30歳で亡くなるまで、5年間を教員として安城高等女学校(現・安城高校)に在籍していました。
新美南吉の生誕100年にあたる平成26年には、南吉映画「琥珀のような空」の撮影が安城高等学校で行われました。

3.「ハッピーキッチン」で地域に貢献
安城高等学校生活文化科の生徒有志による地域交流活動グループ「ハッピーキッチン」では、食育講座料理講習会や『南吉の青春かすてら』の販売などを通して地域の方と交流。料理の楽しさや食べることの重要性をPRしています。
ハッピーキッチンでは地元の食材を使い、地域産業の振興をサポートしています。

4.ホームプロジェクト発表会の開催
安城高等学校では、高校家庭科の教員を目指す大学生のためにホームプロジェクト発表会参観を実施。生徒一人ひとりの家庭科知識を活用した問題解決の報告を共有することで、生徒の成長だけではなく高校家庭科の教員育成を推進します。

安城高等学校の学校生活と進路

主な学校行事は、5月の球技大会、9月の体育大会と文化祭、11月の芸術鑑賞会です。文化祭のクラス発表ではそれぞれに最優秀賞や優秀賞が授与され、生徒たちのモチベーションを上げています。
公開授業や中学生の体験入学も積極的に行っており、オープンな校風となっています。5月の修学旅行では広島、山口を訪問しました。
2月には3年生を送る会もあり、生徒たちの絆が養われます。

18の運動部と12の文化部を有しています。剣道部は愛知県高等学校新人体育大会西三河支部予選会ベスト16入り。弓道部は県大会進出。演劇部は中部日本高等学校演劇連盟愛知県支部　西三河第2地区合同発表会で優秀賞を受賞するなど、堅実な活動をしています。射撃部、文芸部も過去3年以内に全国大会に出場しました。

普通科では国語、数学、英語、理科、社会の履修を中心に大学進学を目指します。生活文化科では、生活に関する知識や技術の習得を中心に、将来の職業選択の礎となる科目を中心に学び、各種資格を取得します。また、進学を目指す人のための選択教科も設けています。

卒業生の進路は、9割が進学。4年制大学の進学がほとんどです。愛知教育大学や静岡大学など、国公立4大合格者は約1割となっています。私立大学は愛知大学や中京大学への進学率が圧倒的に高いです。

安城高等学校の偏差値
　生活文化科　42
（参考：最新！愛知県 高校偏差値ランキング 2018）

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