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私服通学の可能な県唯一の公立校である旭丘高等学校の紹介

旭丘高等学校の概要

旭丘高等学校

愛知県立旭丘高等学校は、明治3年に尾張藩が七間町に設置した洋学校をその起源としています。全日制で、普通科と美術科があります。名古屋市の東区にあり、駅から近く交通の便のよいところです。1899年に愛知一中と改称されてからは、東京府立一中(現在の日比谷高校)、神戸一中(現在の神戸高校)と並んで「一中御三家」とも呼ばれていました。現在では、愛知県の公立高校入試において最難関の公立高校となっています。

設立年月日:1870年
設置者:愛知県
国公私立:公立高校
設置学科:全日制普通科(第3学年から、文系と理系に分かれる)、全日制美術科、定時制普通科
所在地:愛知県名古屋市東区出来町3-6-15
交通アクセス:JR大曽根駅(名古屋から12分)下車 南へ徒歩10分。地下鉄大曽根駅下車 南へ徒歩15分。地下鉄今池駅乗り換え、市バス大曽根行き古出来町下車 徒歩5分。基幹バス(市バス・名鉄バス)古出来町下車 徒歩5分。

旭丘高等学校のWebサイト
http://www.asahigaoka-h.aichi-c.ed.jp/

旭丘高等学校の特徴 普通科と美術科

学校の教育目標としては、「真理と正義を愛し、自主・自律の精神に充ちた心豊かな生徒の育成を期し、高等学校としての全人的完成教育を行う。」です。教育の基盤としては、学習と部活動の両立があり、創立から百三十年余の歴史をもつ旭野高等学校特有の伝統でもある「正義を重んぜよ」「運動を愛せよ」「徹底を期せよ」の精神の伸張にさらに努力し、知・徳・体を兼備した人物の養成に心がけるのが特徴となります。

普通科と美術科があり、普通科は全日制と定時制があります。美術科は全日制のみとなっています。普通科は第3学年より文系と理系に分かれ、それぞれの専門分野を学習します。ですが、他の進学校がそれぞれの受験に特化した科目を学習させるのに対して、旭野高等学校では、大学受験の選択科目でもある日本史、世界史、地理、倫理、政経、生物、地学、化学、物理は必修科目となっています。これは、大学受験だけに目を向けるのではなく、将来社会に出たときのための勉強ということなのです。ですから、大学受験だけでなく、その先までも見据えた教育が行われているということなのです。

旭丘高等学校の他の公立高校との大きな違いとして、私服登校が可能という点があります。校則としては、男子は学生服、女性はセーラー服と決められているのですが、私服登校が黙認されているため、多くの生徒が私服での登校となっています。私服だけでなく、髪型や化粧といった点も、生徒の自己判断に任せています。こういった自由度の高さも、旭丘高等学校ならではということになります。

旭丘高等学校の学校生活と進路

教育の基盤として、学習と部活動の両立の点から、学習だけでなく部活動にも力を入れています。
文化部としては、天文部、吹奏楽部、電気部、囲碁将棋部、軽音楽部、図書部、演劇部、弦楽部、写真部、書道部、放送部、生物部、合唱部、鉄道研究部、映画制作部、競技かるた部、数理科学部、クイズ研究部があります。

運動部としては、硬式野球部、軟式野球部、硬式テニス部、軟式テニス部、バレーボール部、バスケットボール部、バドミントン部、ハンドボール部、ラグビー部、サッカー部、ダンス部、卓球部、柔道部、弓道部、剣道部、陸上競技部、ボート部、水泳部、ワンダーフォーゲル部があります。
他にも、同好会や、様々な有志団体があり、精力的な活動を行っています。定時制課程においては、男子バスケットボール部、女子バドミントン同好会があります。

年間行事としては、9月の鯱光祭、12月に旭美展があります。鯱光祭は6日間という長い期間で行われ、前夜祭、体育祭、舞台発表、分科会、討論会、文化祭、後夜祭が含まれます。また、年間に10名ほどの生徒が、海外留学を行っています。

進路としては、県内の他の公立の進学校と比べると、県外志向が強くなっています。もちろん、地元である名古屋大学への進学者も多いですが、関東の東京大学、慶応義塾大学、早稲田大学、また、関西の京都大学、大阪大学、神戸大学といった大学への進学者も多くなっています。

旭丘高等学校の偏差値
 普通科 73
(参考:最新!愛知県 高校偏差値ランキング 2018)


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