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30年代アメリカのダンスミュージック

こんにちは!キューブ蟹江校の堀です!

タイトルにもある通り、1930年代のアメリカのダンスミュージック・・・

これ何だと思いますか??

戦争が渦巻く中、アメリカのダンスホールで演奏されていた音楽、

正解は、スウィングジャズ です。

あまり聞きなれない音楽ジャンルかと思いますが、CMなどでよく使われています。

有名な曲だと、スウィングガールズやディズニーシーのビッグバンドビートでおなじみの

「シング・シング・シング」だったり、ビールのCMに使われている「イン・ザ・ムード」などがあります。

YouTubeで調べてみてください。絶対聴いたことあります。

 

私は先日、「イン・ザ・ムード」で有名な、

グレンミラーオーケストラを聴きに行ってきました。今ジャパンツアー中で各地を回っています。

トロンボーン奏者のグレンミラーが結成したこのバンドは、今年で結成80年!

当時のサウンドを引き継ぐ由緒正しいバンドです。

 

お客さんの年齢層はやはり70歳くらいの方が多かったです。世代ですね。

音楽に詳しくない私の祖父でもグレンミラーの楽曲は多く知っていました。

今で言うビートルズくらい世間に大きな影響を与えていたのでしょう。

私は全く世代ではありませんが、ジャズが好きなのでチケットを即購入し飛んでいきました!笑

 

グレンミラーオーケストラは、白人メンバーで結成された「白人ビッグバンド」です。

白人・黒人は当時のアメリカでは重要ワードで、特にジャズには大きく影響しています。

 

アメリカは17世紀ごろ、イギリスから渡ってきたイギリス人とアフリカから奴隷としてつれてこられた黒人で成り立っていました。

そして黒人がもたらしたリズム感とヨーロッパ人がもたらした西洋の楽器が融合して生まれた音楽が「ジャズ」です。

だからジャズは「ブラックミュージック」の部類に含まれます。

黒人は奴隷として扱われていたため、人種差別がありました。

ジャズが世間から認められたのは、黒人という人種が認められつつある証でした。

やがて少人数のジャズバンドから大人数編成のジャズバンドになっていき、生まれたのがビッグバンドです。

黒人だけでなく、白人もジャズの良さを認め、ビッグバンドが編成されました。

これが、グレンミラーオーケストラも該当する「白人ビッグバンド」です。

ちなみに黒人ビッグバンドにあてはまるのは「カウントベイシーオーケストラ」などがあります。

 

ジャズはこのように、アメリカの人種問題と大きく関わってきました。

ジャズが人種の壁をうすくしたきっかけでもありますが、ジャズによって黒人が見世物にされていたのも事実です。

ジャズクラブでは黒人のジャズ演奏を見世物として売られていましたが、これを黒人が鑑賞するとどうゆう身分だと言い追い出されます。

また、ジャズのナンバーで「奇妙な果実」という曲があり、これは人種差別を告発した歌です。

奇妙な果実とは、人が成る木、つまり、木に黒人が釣り下げられている様子を表している表現です。

 

少し暗い話になってしまいましたが、こうした中で白人がジャズを演奏するようになったことは

人種問題において明るいできごとです。

そしてスウィングジャズはダンスミュージックとして人々に大きな影響を与え、

80年たった今、日本で今回のようにツアーを開催すれば当時世代だった人たちでホールが埋め尽くされるほどです。

 

グレンミラーオーケストラを聴きにいった感想ですが

また行きたい!と思わせる楽しいステージでした。

実は私はグレンミラーオーケストラを聴いたのは2回目で、前回の時も、また行きたい!と思いました笑

そう思わせるのはやはり楽曲の魅力・プレイスタイルに加えて、

おちゃめな振り付けにあると思います!

楽器のベルにかぶせて音色を変えるカップ状のミュートを帽子としてつかったり、上に投げたり、

トロンボーンもサックスも体の向きを左や右に動いたりして見ていて楽しい!

ボーカリストがゴルフのショットを打つ素振りをしたらバックのオーケストラも同じように体を動かしたり

おちゃめさで思わずにっこりしてしまいます。

これこそ、本当のエンターテイナー!

世界を夢中にさせた音楽は現在でも見た人を夢中にしてしまいます。

みなさんも一度、ジャズを聴きに行ってみてはいかがですか!!

 

 


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