個別指導のキューブ緑中央校の小林です。

１２月に入り、すっかり寒くなりました。みなさん体調には十分に注意しましょう。

インフルエンザも少しづつ流行しています。うがい・手洗いなど徹底しましょうね。

「１２月＝師走(しわす)」ですが、実は語源にはいろいろあるそうです。

最も有名なのは、「師が走る」という意味です。

１年の終わり。いつも落ち着いている「師」が走るくらい忙しい時期だから・・・という意味です。

師が、誰を指すか諸説あります。

①御師

御師とは、お寺や神社などへ参拝しに来る人々の案内や参拝をする人を指します。
１２月は大晦日や初詣などがあり、御師が一番忙しい時期なため、御師が走りまわる・・・という意味です。

②お坊さん

都会ではなかなか耳にしませんが、年末になるとお坊さんが家に来てお経をあげるという習慣があります。

もちろん大晦日や初詣でも忙しくなりますよね。

１２月になるとお坊さんがとても忙しくなるので走り回る・・・という意味です。

③先生

学校の先生のことです。これが最も有名なのではないでしょうか。

日頃落ち着いている学校の先生も忙しく走り回る・・・という意味です。

年末は、学校の先生にとってテストの作成・採点、行事や生活指導など忙しい月です。

また、「当て字」という説もあります。

「し・果す」とは、「し」が「果す」ととらえるという意味です。

「し」が「終わる」という意味です。

「し」とは仕事、四季、年が終わるという意味です。

また、国語辞典によると「師走は当て字である」と記載されています。

日本書紀や万葉集の書物には、「十二月」と書いて「しはす」と読むことが記されています。

１２月＝しはす＝しわす＝師走となったと言われています。

少々、無理矢理な説もありましたが、「語源」と調べてみるといろいろと面白いものがあります。

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