名古屋大谷高等学校は、中学・高校・大学が隣接する落ち着いた住宅街にある私立高校です。名古屋市博物館や瑞穂陸上競技場が近くにあります。2018年に創立190周年を迎えた伝統校です。真宗大谷派の関係高校で、花祭りなど仏教関連の行事も多彩です。2001年には「2000人2001脚」に挑戦、見事ギネス記録に認定されたというユニークな記録もあります。

名古屋大谷高校の概要

設立年月日：1827年
設置者：学校法人 尾張学園
国公私立：私立学校
設置学科：普通科　商業科
所在地：467-8511 愛知県　名古屋市瑞穂区高田町4-19
交通アクセス：地下鉄桜通線　瑞穂区役所駅4番出口より徒歩4分

名古屋大谷高校のWebサイト
http://nagoyaotani.owari.ac.jp/

宗教教育でしか得られない、真理を見出すことのできる「人間形成」を目標に

名古屋大谷高等学校は、校訓「人と生まれ、人になる」を掲げ、21世紀を担う有為な青年を育成するために「こころの時代21世紀で活躍するたくましい人間」をモットーに生徒、先生および保護者が一体となって活力ある学校を目指しています。主な特色は次のとおりです。

1.国公立大学および難関私大への合格をめざす特別進学コース
普通科の中に特別進学コース、特別選抜コース、福祉・医療進学コース、文理進学コースの四コースを設置しています。特別進学コースは国公立大学および難関私大への合格を目標とするコースです。
週6日制。7限授業、8限演習・土曜ゼミを実施。土曜ゼミでは2時間続きの授業（2コマ）で入試問題を中心に演習します。授業後も自主学習を実施するという環境に身をおくことで、自然と学習が身についていきます。少人数クラスなので生徒に応じたアドバイスが行き届きます。

2.勉学と部活動を両立させる特別選抜コース
特別選抜コースでは、勉学と部活動を両立させることで心技一体の人間形成をめざします。国公立大および有名私立大学への合格を目標としますから、充実した学校生活を送ることができます。全員が部活動に所属し、文武両道を体現しているコースです。生徒たちは生き生きしており非常に活気があります。

3.医療系の進路に役立つ福祉・医療進学コース
福祉・医療進学コースは、介護職員初任者研修を在学中に取得できるコースです。介護・福祉・保育および看護・医療技術系の上級学校進学を目標とします。
ボランティアや職場体験を通して医療福祉に必要な心を育てます。

4.オールマイティな文理進学コース
多様な適性に応じ、大学・各種専門学校への進学を目標とするコースです。早い時期から進路目標を明確にし、学力向上をめざします。
特進コース以外の生徒を対象にした「土曜講座」を受講できます。進学講座、小論文、情報処理、フィールドワーク等の講座を希望選択できるのが特徴です。

5.資格や検定に特化した商業科
商業科では専門教育の特色を生かし、優良企業への有利な就職、大学・各種専門学校への進学を目標。きめ細かい検定指導で進路実現を有利にします。
・全商ビジネス文書実務検定　合格率93.4％
・全経簿記検定1級（工簿）　 合格率40.0%
上記の合格率は名古屋大谷高校特有のものです。PC環境が充実しており、表計算やワープロ・グラフィックスなどの各種アプリケーションソフトも使いこなせるよう指導できます。

名古屋大谷高校の学校生活と進路

主な学校行事として、4月の「花祭り」、6月の「体育祭」「大谷杯剣道大会」、9月の「文化祭」、10月の「本山研修」「大谷杯卓球大会」があります。宗教に関係する行事が多く、生徒たちの心を育てます。

15の運動部と18の文化部を有しています。平成26年9月には、県下の高校施設としては最大級のアリーナを擁する総合体育館（洗心館）が完成。名古屋大谷高校の新しいシンボルとなりました。クラブハウス、コンピュータ室、更衣室、普通教室の冷房、宿泊施設、テニスコート、トレーニングルーム、シャワールームなど各種施設・設備も整っており、部活動を支えます。

学習指導については、各学科のコース別に工夫をこらしたカリキュラムを採用しています。特進コースでは週4回の7限授業、3回の8限演習、土曜ゼミなど質・量に万全の学習体制を整えています。

卒業生の進路は、約5割が4年制大学に進学。そのうちほぼすべての生徒が愛知県や近畿圏への私大に進学しています。専修/各種学校、就職・その他を進路とする学生はそれぞれ2〜3割です。

名古屋大谷高校の偏差値
普通科特別進学コース　52
（参考：最新！愛知県 高校偏差値ランキング 2018）

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