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世界陸上を観て感じた疑問

名古屋市緑区の個別指導塾

「学習塾・個別指導のキューブ」

鳴子校の木曜日担当戸谷です。

 

世界バレーは残念ながらメダル獲得ならずで終わってしまいましたね。

女子は勝てる流れを手繰り寄せきれなかったなど悔やまれます。

男子は改めてチームの作り直しに期待です!!

 

そして今は世界陸上をやっていますね。

陸上競技を見ていて疑問に感じるものはありませんか?

なんでもそうですが、小さな疑問に気づき、それに答えを出すというやり取りを面倒くさがらずにご家庭でもやってください。

今はグーグルで検索すればなんでも知れる時代です。

そのアクションをとることに最大の効果があります。

 

今回私が疑問に思ったのは、花形種目の短距離100m。

それに対して男子ハードルはなぜか110m。

ちなみに女子ハードルは100m。

さてなぜ男子ハードルだけ10m長いのでしょうか?

 

男子ハードルは近代オリンピック第1回のアテネ大会から採用されている競技です。

この当時イギリスなどでは「ポンド・ヤード法」をもとに重さはポンド、長さはヤードで表していました。

最初のハードルまで15ヤード、その後10ヤード間隔でハードルを置いてゴールまで15ヤード。

合計120ヤードで競技をしていました。

1ヤード=0.914mなので120ヤード=109.7m

その後「メートル法」に変わったため、109.7mだときりが悪く110mになりました。

女子ハードル100mやハードル400mはメートル法になったのちに競技採用されたものなので、最初からキリの良い距離になっています。

 

こういった話になると小学校で習っているグラムやメートル以外にも単位があるということを知れますよね。

ボウリングの球もいまだにポンド表記です。

1ポンド=0.453グラムなので、投げている球は何グラムなのか換算し直してもいいかもしれませんね。

現在アメリカはポンド、ヤードを継続して使用していることもあるので、世界を知る話として利用できます。

子どもたちが興味関心を持てるような目を持てるように育てるのは保護者の皆さんのこういった行動が大きいです。

大変ではありますが、ぜひ意識的に話題にしてみることをお勧めいたします。

 

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