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先日、受験生の中3から国語の文法の質問がありました。
形容詞と連体詞の違いがわからないとのこと。
特に
「小さな町」
の「小さな」の品詞は形容詞ではないのか?という質問。
本当に日本語の難しい所で、
「小さい」だと形容詞で
「小さな」だと連体詞になります。
確かに、形容詞の変化は
かろ(未然形)・かっ,く(連用形)・い(終止形)・い(連体形)・けれ(仮定形)
で、「な」は存在しません。
「小さな」という言葉は、他の形に変化せず、名詞(体言)を修飾するときにのみ使われる言葉なので連体詞になるそうです。
そして「小さな」「大きな」などの連体詞は、形容詞の「小さい」「大きい」と意味を比較すると、
「小さな」「大きな」は概念を表すときに使い、「小さい」「大きい」は実際の見た目に対して使うという絶妙なニュアンスがあるそうです。
言われてみれば確かに、「小さな器」「小さい器」だと後者は感情が込められていないような気がします。
日本語は難しい・・・よく先人の方々はこの言語を体系化させたなあと思います。
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