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中3理科:「月の見え方」に関する問題の解説

多くの中学3年生は、今回のテストもしくは次回(学年末)のテストで天体に関する単元が出題されると思います。

この塾に通う中3生も例外ではなく、熱心に天体の勉強に励んでいる姿が見られました。

 

さて、それに関連して、塾で使用しているワークに以下のような問題が掲載されていました。

特に、これの(3)に関しては、解答にも「図の月がのぼるのは昼なので、空が明るくて見えにくいから」というシンプルな模範解答のみしか書かれておらず、「そもそもなんでこの月がのぼるのは昼なの?」と頭を悩ませている子が多く見受けられたので、ここで簡単に解説したいと思います。

 

地球から上の問題のような月が見える場合、地球と月と太陽の位置関係は以下のようになります。

また、問題のようにこの月が南の方角に見える場所は、この図の灰色の矢印が描かれている場所なので、時間帯で言うとちょうど昼と夜の境目(夕方)であることが分かります。これは、問題文の「18時に南の空に見えた月を~」という記述とも一致します。

地球上では北極を向いている方が北になるので、灰色の矢印の地点からすると下が北、左が東、そして右が西となります。では、この考え方を使って月が東に見える場所はどこかということを考えると……

上の図のように、緑色の矢印が立っている場所がその条件に該当します。

そして、図中にも示されている通り、この緑色の矢印がある面は太陽光を受けている面、すなわち真昼であることがわかるので、模範解答のような「図の月がのぼるのは昼なので、空が明るくて見えにくいから」という答えにたどり着くわけです。

 

こういった類の問題は、悩んだら一度簡単な図を描いてみると分かりやすくなるかもしれないので、ぜひ試してみてください。


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