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最近私の中でショックなニュースがありました。。
名古屋ブルーノート、閉店
ブルーノートと言えば世界のビッグミュージシャンが行き交う老舗ジャズクラブ。
なじみのある言い方をするとライブハウスです。
ブルーノートはニューヨークが本店で、フランチャイズ展開をして世界に7店舗営業しています。
そのうちの一つ名古屋ブルーノートが、廃業に・・・。
原因はお察しの通りコロナ禍の影響です。
2月くらいからずっっとライブ講演の中止の連続で、ついに今回廃業・・・。
悲しいです。
日本にはブルーノート東京と名古屋ブルーノートの2店舗あったのですが、
今回で東京のみになってしまいました。
名古屋ブルーノートは過去に2回行ったことがあります。
1回目はCount Basie Orchestra(カウントベイシーオーケストラ)
1935年から続いている、アメリカの超老舗ビッグバンド。
「すべらない話」のオープニングに使われていたりして、テレビでも良く使われています。
大学生のときはビッグバンドジャズ部に入っていたのですが、
部活の学校合宿の後に部員と4人くらいでブルーノートまで車を走らせて
カウントベイシーオーケストラを聴きにいきました。
このカウントベイシーオーケストラは、ジャズ界隈では超メジャー。
漫画で言うとドラゴンボール的存在です(?)
ですので、何度もカウントベイシーオーケストラの曲は演奏したことがあったのですが、
本物を生で聴いたのはこの名古屋ブルーノートが初めてでした!
それまでは、曲が発表された当時の音源を聴いて練習したのですが、
本物を聴いた瞬間、いままで聴いてきたものの聴き方がかわりました!
説明はしづらいですが、同じニュアンスを表現しようと一生懸命練習してきたけど、
表現の仕方を間違って認識していたことに気づいた!みたいな・・・。
とにかく圧倒されたの一言でした。
そしてブルーノートは終わった後、プレイヤーに会える場合もあり、
コンダクター(指揮者)の黒人のアメリカ人の方と話して写真を撮ってもらいました。
夢みたい、というと大げさですが、良い思い出です。。
2回目は渡辺貞夫カルテットです。
これは記憶に新しく、2年前に行きました。
渡辺貞夫さんといえば、日本を代表するフュージョンサックスプレイヤー。
なんと今年87歳!!!
2年前だと85歳!!
楽器はお年寄りになってもずっと演奏できるのが良いですね。
一度、生の演奏を聴きに行きたいと思いチケットを取りました。
たしか、このときうかうかしていて席を買うのを後回しにしていたら、
あっという間にSOLD OUTになっていて、かなり落ち込んだ記憶があります。
かなり落ち込んだので諦めきれず、キャンセルを期待して毎日ブルーノートのサイトを見ていたら、
2日前か1日前かにキャンセルが1席出て、席をゲットした覚えがあります。
まさに奇跡だった・・・。
渡辺貞夫さんの音色は、それまで積み重ねてきた経験をふくんだような、
ブルーノートの空気を包み込む、それでいて渋さも感じる味のある音色でした。
木の年輪のようです。生きてきた年数を感じる幹!音!
このときのバンドメンバーも海外から来日した大物ジャズマンで、
ほんとうに席をとれたのが奇跡だと思うライブでした。
ブルーノートはワンドリンク制ですが、
メニューの一つに「アーティストカクテル」と言って、
その日の出演アーティストをイメージしたカクテルがメニューにあります。
ノンアルコールもあるので、未成年でもドライバーでも頼むことができます。
あまり上手く撮れていませんが、この日の渡辺貞夫さんのアーティストカクテルです。
たしかこの日の公演名の「クリスマスドリーム」という名前だった気がします。
甘いフルーツのような味だった気がします(あんまり覚えてない)
渡辺貞夫さんはライブ後に会うことができませんでした。。
まあ、お年ですから無理はされてほしくないですね。
たった2回しか名古屋ブルーノートに行かずに終わってしまいました。。
結構、「まあ、来年もあるし、お金貯めていこう」と思っていた公演がいくつもあります。
出会いもライブも一期一会ですね。。
これからは観光がてら、南青山にあるブルーノート東京に行こうとおもいます。
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