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徳川家康のお墓がある、久能山東照宮に行ってまいりました!
静岡県の日本平に所在します。
日本平ロープウェイに乗って向かいます。
ロープウェイからの見晴がよかったです!駿河湾を一望できます。
こちらが久能山東照宮。
まさに豪華絢爛!
赤や青や金がふんだんに使われ…沖縄かな?と思いました。
こちらの門をくぐると1枚目の本殿があらわれます。
なんだか、沖縄を通り越してヨーロッパのタイルのように感じます。
とにかく、派手!!
そしてこちらが徳川家康のお墓です。
本殿とはちがい、シンプルで格調高い雰囲気があります。
西向きに建てられているため、夕日を浴びて苔があおく輝いていました。
徳川家康は亡くなる前にこのように言い残しています。
「遺体は久能山へ葬り、増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺には位牌を収め、一周忌が過ぎたら、下野の日光山へ小堂を建て勧請せよ。」
遺言通り家康が亡くなってまずこの久能山に遺体が祭られました。
ちなみに、このお墓の裏に家康の愛馬のお墓もあります。ともに眠っているわけですね。
お墓の写真をご覧いただくと、手前に写っているものがありますね。
家康の言遺訓です。
“人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごろし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望おこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くることをしらざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。”
「人の一生は重荷を背負っていくものである。急いではいけない。
不自由が当たり前だと思えば不自由はなくなる。
心に欲がうまれたら、苦しかった時期を思い出しなさい。
我慢することが長く無事でいられる基本であり、怒りは敵だと思いなさい。
勝つことばかり知り、負けることを知らないことは自分自身の害になる。
自分の行動を責め、他人を責めることをするな。
やり過ぎないことは、やり過ぎることよりも良い。」
おおよそこんな意味です。
家康が、いかに苦労と負けを重ねて生きていたが伝わってきます。
成功するには、我慢・失敗が必要不可欠なんですね。
受験生のみなさん。
自分の未来に自信がもてなかったり、このまま勉強を続けて本当に実力があがるのか、
疑問を持つこともあるでしょう。
しかし、厳しい戦国時代を勝ち抜き、江戸時代という260年続く幕府を置いた家康でさえ、
大事なことは我慢の敗北とうたっているほどです。
テストの点数が悪かったり、成績が上がらなかったとき、
テスト問題のせいにしたり、評定を付けた人のせいにせず、
一つの敗北ととらえて自分の勉強を反省すること。努力が花開く日を信じ耐えながら勉強を続けること。
これが、成功への道だと言えます。これを続ければ、幕府だって開けます。
才能だけで成功する人なんていないんです。才能がある人も必ず失敗を繰り返しています。
まずは、目の前のことに正直に取り組んで、自分を信じてみましょう!
夏休み残り一週間、頑張りましょう!!
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