メニュー
無料体験学習のご予約

ブログ

BLOG

頭の体操! ~ペット4匹で一歩前進~

意味深なタイトルですが、深い意味はありません 笑

 

次のような式があります。

PETS×4=STEP

一つのアルファベットは一つの数字に対応しており、同じアルファベットは同じ数字を表しています。また、違うアルファベットが同じ数字を表していることはなく、Pは0ではありません。

この時、上の4つのアルファベットはそれぞれどの数字を表しているでしょうか?

 

あてずっぽうでやろうとすると、ものすごく時間がかかってしまうこの問題。ポイントは、どこから考え始めるかです。

以下、ヒントになります(反転して読んでください)。

ヒント①:「4桁×4=4桁」になっている、ということは……?

ヒント②:ヒント①を踏まえて「P」と「S」から考え始めます。

ヒント③:「繰り上がっているかいないか」という点にも着目してみてください。

それでは解答です!

まず、ヒント①にもあるように、「4桁×4=4桁」であることに注目します。4倍しても4桁のままであるということは、すなわち元の数の千の位(P)は1か2のどちらかということになります。そして、Pは4倍した答えの一の位の数でもあることから、偶数だということが分かるので、Pは2であることが確定します。

すると、ここでSは4倍すると一の位が2になる数であることが分かります。となると、Sは3か8の二択です。ここで、Pは2と確定しているので、千の位が2である数字を4倍して千の位が3になるということはありえないことから、Sは8であることが判明します。

ここまでの結果をまとめると、次のようになります。

2ET8×4=8TE2

さて、これを見て気づくのが、千の位の数がそのまま4倍になっているということです。これは、言い換えると元の数の百の位の数字は4倍しても繰り上がらない数字だということになります。したがって、Eは1か2だということになるのですが、Pが2だということが分かっているので、自動的にEは1ということになります。

21T8×4=8T12

残すはあとひとつ、Tだけです。おそらく、ここが一番難しいところだと思います。

着目すべきは、「元の数の一の位が8で、それを4倍した答えの下二桁が12になっている」という点です。元の数の一の位が8ならば、これを4倍したら当然3繰り上がるわけです。すると、4倍したあとの答えの下二桁の12とは、十の位に3繰り上がった結果そうなったので、繰り上がる前の数、すなわちT×4の答えの一の位は8になるということです(言葉で説明しても分かりづらかったので、最後に補足説明を入れます)。

4倍して一の位が8になるのは、2か7の二つだけです。しかし、2はすでにPとして出ているので、Tは7であることが確定します。

2178×4=8712

計算をしてもらえば、これが正しいことが分かりますね。

 

~T=7を導き出す際の補足説明~

上述したように、百の位から千の位にかけての繰り上がりはありません。よって、1T8×4=T12が成り立ちます。筆算にすると、次のようになります。

1T8

×  4

————

 

普通に計算をしていくと、8×4=32なので、答えの一の位に2が立ち、十の位に3繰り上がります。

1T8

×  4

————

32   (←3乗ではなく、十の位に3が繰り上がっているという意味です)

 

ここで、既に1T8×4=T12であることが分かっています。つまり、一の位から3繰り上がった結果、十の位が1になるということです。

逆算すると、繰り上がる前の数字は8だということが分かります。この8という数字は、言わずもがなT×4をした時の一の位の数字に等しくなります。

このことから、Tは4倍すると一の位が8になる数字だということが断定できるのです。


無料体験学習の
お申込はこちらから

個別指導のキューブと個別指導塾ピックアップでは、無料の体験学習を予約制で実施しております。
実際の授業の雰囲気を体験しながら一緒に学習してみよう!

365日いつでもWebからご相談!
Webからのお問い合わせはこちら
電話でご相談!
052-908-0532 受付時間 : 9:00〜18:00 (日曜・祝日休構日)
ページ上部へ戻る