３月の重要性

３月は、一年の締めくくり。昔から「終わりよければすべてよし」といいますが、重要な一年の締めくくりであると同時に新しい学年への「スタートダッシュ」でもあります。スタートの失敗は、焦りを生み、取り返しのつかない一年になってしまうことがあります。

夏休みや冬休みのように、学校からの宿題や課題がほとんどないこの季節に、何もしないと４月を迎えたときにたいへんなことになります。

どうしても春はフワフワした気持ちや、目標もなく過ごしてしまう季節です。

特に「受験生」は４月から「受験生」ではなく、すでにこの時期は「受験生」であることを意識してほしいものです。

新中学３年生が、知っておくこと

別名「新学年準備講習」とも言います。

新中学３年生は、最後の学年に向けて部活動にむかう気持ちの強い時期です。春の各種大会や交流戦、練習試合や遠征、合宿など忙しいことと思います。夏の大会に向けての重要な時期であることは間違いありません。と同時に来春の入試に向けても重要な字であることも、忘れてはいけません。

高校入試の内容は、当然ながら中学３年生の学習だけではありません。中学１年、２年の学習の延長です。言い方を変えれば、小学１年生からの学習のある意味の集大成でもあります。つまり「中３」だけ学習すれば突破できるものではありません。今までの積み重ねがないと、当日の学力試験に対応できません。

この時期は、特に中学２年生の学習内容を「総復習」して、自分の本当の力にすることが、重要です。入試当日の内容は、中２までの内容が６０％から７０％になります。学習内容も中学２年生が、あるいみ一番複雑です。あいまいになっていないか、なんとなく理解したつもりになっていないか・・など「総復習」をすることが大切です。

学習もスポーツも基本が重要なことは変わりありません。来春笑うためには、この時期から「両立」を意識してください。

両立の方法は「ＣＵＢＥ」で教えます。

新中学３年生の春期講習での学習内容について

個人個人によって、学習計画が必要です。中学１年生までの難度と２年生の難度は全く違います。中学１年生までは理解していても、２年生になったとたんに、わからなくなっていることが多くあります。この理由は様々ですが、中学２年生に理解したつもりになっているケースが多いようです。どうしても４月からの新しく習う学習単元に意識が行きますが、そこを理解するためにも今まで学習した単元の理解が必要なのは、いうまでもありません。

そのため、個々の理解状況や定着状況を、教科ごとに把握することから必要です。

そしてピンポイントの学習計画に沿って、無駄のない学習計画をたてましょう。ＣＵＢＥでは、オーダーメイドで学習計画とカリキュラムを作成しています。

高校入試の変更により必要な力

ご存知かと思いますが、愛知県では「新中学３年生」の来春の公立高校入試から、変更点があります。

各教科の配点数の増加や試験時間の延長、推薦入試の変更など、新しい内容にかわります。従来通りいわゆる「内申点」も重要ですが、当日の得点のウェイトが高まります。各教科２０点満点から２２点満点に変わります。たかが２点ですが、されど２点です。５教科合計で１０点もかわります。つまり、力がないと合格への道のりは遠のきます。

従来までも入試よりも、学力が必要であることは明白です。

もう一つが、最新の入試情報です。特に変更点の多い今年は、今までよりも情報が重要です。間違った情報や古い情報で失敗をしないように気を付けてください。

ＣＵＢＥでは、どこよりも早く毎年５月下旬に「高校入試説明会」を開催しています。最新の情報だけでなく、多くの高校の先生方の声もお聞きいただき、正しい情報を提供しています。

春期講習会の役割

前述のとおり、より高い学力も必要ですが、愛知県の場合は「内申点」も入試のパスポートです。この内申点に大きくかかわってくるのが、実は春期講習会の学習なのです。従来までに学習した内容を、再度確認することだけでなく「意識の向上」が大きな役割なのです。

この意識が上がることが、受験に対しての早めの準備や前向きな取り組みを促進させ、４月からの学習に大きな変化が現れます。多くの中学３年生は、夏の部活動の引退後にスイッチをいれますが、４月と同時にスイッチオンが重要です。

学校での定期考査への結果だけでなく、内申点をつける「先生」への大きなアピールになることは言うまでもありません。公立高校受験に必要な内申点は、１学期と２学期の内申点を加味して、評価されます。つまり１学期の内申点がかなり重要であることは、言うまでもありません。２学期以降に、どれだけ頑張っても１学期に低い評価をされると、思った通りの内申点はもらえません。

ご家庭での春期講習会の利用方法

春期講習会を利用して、この時期から早めの進路の話を進めてください。

将来の夢や今、考えていることや悩みなどを決して押しつけにならないように「中学３年生を迎えるにあたり」という形で親子の話をしてください。お互いのコミュニケーションがこの先必要になります。

必ず親子で大変な時期を迎えます。その時にいきなり親子でコミュニケーションを取ろうと思っても、進路の話は難しいです。いまから来るその日に向けて準備をお願いします。

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