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  • ホームブログ❌ 間違えたくない。バレたくない。 失敗を「消そうとする子」が増えている理由 ~完璧じゃなくていい。勇気は「間違い」から育つ~

❌ 間違えたくない。バレたくない。 失敗を「消そうとする子」が増えている理由 ~完璧じゃなくていい。勇気は「間違い」から育つ~

はじめに:間違いを“隠したがる”子どもたち

こんにちは。
個別指導キューブ浄水校です。

早速ですが間違えた時人は隠したくなる気持ちが出てくるものです。

学習だと

「先生、ここミスしたんですけど…書き直していいですか?」
「赤ペンのバツ、消してから出してもいいですか?」
「これはちょっと見ないでください…」

つまり、「自分が間違えた部分」を見られたくない、知られたくないという心理。
中には、間違いがあった痕跡をノートから消してしまう子もいます。

一見、几帳面・真面目なだけに見えるかもしれませんが、
その背景には、もっと深い“心の動き”が隠れていると私たちは感じています。


評価社会の中で生まれる「失敗=価値が下がる」という思い込み

今の子どもたちは、昔に比べて早くから“評価される場面”にさらされているといわれています。

テストの点数、通知表の評価、習い事の進級、学校内の順位…。
さらにはSNSでの「いいね」やコメントの数など、
日常生活の中で「数値化された自分の価値」と向き合う機会がとても多いのです。


このような環境の中で、子どもたちは自然とこう感じるようになります。

  • 「できる子=価値がある」

  • 「間違える=ダメな子」

  • 「失敗=恥ずかしいこと」


実際、子どもがよく使う言葉に
「バカにされたくない」「恥ずかしい」「見られたくない」があります。

これは、失敗そのものではなく、“失敗が他人にどう見られるか”を強く意識している証拠です。


完璧主義は低年齢化している

以前は中高生に多かった“完璧主義”の傾向が、
最近では小学生の段階から見られるようになっています。


たとえば…

  • 間違ったところをすぐに消す

  • ノートを一から書き直したがる

  • 黒板の書き写しが少しでもずれているとイライラする

  • 宿題を出すのが遅れるくらいなら提出しない方がいいと思ってしまう


こうした行動は、
一見「真面目でしっかりしている子」に見えますが、
内面には**「自分を傷つけたくない」**という防衛的な気持ちが隠れていることがあります。


「正解だけ」が評価される教育環境の影響

多くの子どもは、学校や家庭で「正解」によって褒められます。


✅「すごい、100点だね!」
✅「こんなにできたんだ、えらい!」


こういった声かけ自体が悪いわけではありません。
でも、“できたこと”だけが褒められる経験が続くと、
「間違うこと=価値がない」という誤った認識が定着してしまうのです。


すると子どもは、間違いを隠したくなり、
失敗を避けるようになります。


  • 答えが分からなければ手を出さない

  • 人前で意見を言いたがらない

  • 新しい挑戦を怖がるようになる


これでは、「学びの本質」である“試行錯誤”が育ちません。


「失敗できる子」が、将来に強い子になる

心理学には「レジリエンス(resilience)」という概念があります。
これは日本語で「折れない心」「回復力」などと訳されます。


この力が高い子どもは、

  • 失敗から立ち直るスピードが速い

  • 自分のミスを認められる

  • 次への改善を自ら考える

という特徴を持っています。


レジリエンスの源は、「失敗を経験した量」なのです。

失敗から学び、それを振り返り、自分なりに乗り越えてきた経験は、
何よりの「生きる力」になります。


保護者にできる関わり方

では、失敗を「悪いもの」ではなく、「価値ある経験」として受け止められるようにするには、
家庭ではどう関わればいいのでしょうか?


① 大人自身が「失敗談」を話す

子どもは、大人の「かっこ悪い話」に安心します。

「お母さんも昔、九九が苦手だったよ」
「先生も中学のとき、漢字で0点とったことある」
「失敗したおかげで、今では…」


こうした言葉は、子どもに“完璧じゃなくていいんだ”というメッセージを届けます。


② 間違えたときの“リアクション”に注意

失敗した子に対して…

❌「どうしてこんな簡単な問題間違えたの!」
❌「何回言ったら分かるの!」

こうした言葉が重なると、子どもは間違いを**「怒られる原因」**として認識してしまいます。


ぜひこう言ってみてください。

✅「惜しかったね! どこが迷った?」
✅「この考え方、工夫してるね」
✅「間違えたってことは、そこが今の課題ってことだね!」


間違いは“次の学び”のチャンス
それを言葉で伝えていくことが大切です。


③ 「考えた過程」に注目する問いかけを

子どもが不正解だったときこそ、
「どうしてこの答えにしたの?」
「何を考えてこの式を使ったの?」

と聞いてみてください。


正しいかどうかより、“どう考えたか”を一緒に見直す時間こそ、学びを深める瞬間です。


当塾の取り組み:「失敗を許す」から「失敗を活かす」へ

私たちキューブ浄水校では、
「失敗を責めない、活かす」ことを、日々の指導に取り入れています。


たとえば…

  • 解き直しをただの作業で終わらせず、「どこでつまずいたか」を一緒に分析する

  • ノートに残った赤バツを“振り返りノート”として大事に扱う

  • 正解だけでなく「粘り強さ」や「工夫」も言葉にしてほめる

  • 生徒自身に「どこでミスに気づいたか」「次にどう改善したか」を言語化させる


こうした環境があるからこそ、
子どもたちは少しずつ「失敗への耐性」を身につけていきます。

そして、自分の弱さも含めて受け入れられるようになる。

それは学力だけでなく、
「自分を信じて挑戦する力」につながっていくのです。


まとめ:間違える勇気が、成長のはじまり

  • 「失敗=恥」ではなく、「失敗=経験」

  • 「間違いを消す」のではなく、「意味づける」

  • 大人の姿勢が、子どもの学び方を変える


子どもは、失敗の中で育ちます。

その失敗を隠すのではなく、受け入れ、振り返り、糧にできる子に――
私たち大人が、「失敗してもいいよ」と態度で伝えていきましょう。


完璧じゃなくて、いい。
不完全でこそ、人間らしい。
そのメッセージを、子どもに送り続けられる大人でありたいですね。


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