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その教科書の「傾向」を読む:教科書を「データ」として分析すること

中部大学教授 CUBE特別顧問

深谷圭助先生

 

みなさんは「教科書」をどのように使っていますか?

日本の学校では、法律で「教科書を使用すること」とされています。

教科書を使用して授業を行うことになっていますが、教科書の内容を先生が伝える授業はたいてい面白くはありません。

教科書「を」教えるのではなく、教科書「で」教えるべきだと最近よく言われています。

教科書は、授業で使うものです。

教科書を使って、どのように教えることができるのか、その使い方を研究することが大切です。

また、教科書は、児童・生徒が自学自習で用いるものですから、児童・生徒自身も、教科書の使い方について考えることは大切なことです。

「将棋の世界」では、AIやデータサイエンスを活用して、より的確に見通しをもって将棋を指せるように棋士たちは、学んでいます。

私は、「教育の世界」でも、AIやデータサイエンスを活用するべきだと思います。

例えば、教科書の全文字データを分析して、その教科書の性格や性質、そして、その教科書を用いて、どのような学びができるのかについて考えてみたらどうでしょうか。

教科書によく出現する言葉には、物事を考える際、重要な言葉として「どのように」「どのような」「どんな」などという言葉があります。

これらは教科書に出現する「問いの言葉」の一種です。

この言葉に対して、どのように向き合えばよいのかについては、前のコラムでも書きました。

教科書には、「問いの言葉」が数多く配されています。「どのような」「どのように」「どんな」という言葉は、答えにくい「問いの言葉」です。

「どのように」という「問いの言葉」に対して、「どのよう」に答えるのかを知っているかどうかで随分、教科書の理解、授業の理解が異なります。

学校での授業では、どのような問いに対して、どのように答えたらよいのかをあまり教えてはくれません。

さて、私は、中学校の社会科教科書に出現する「どのように」「どのような」「どんな」という言葉が、どのような問いの文脈にあるのかを分析しました。

  • 物事の種類【内容】、②物事の様子【様子】、③物事の仕組み・方法【方法】、④物事の過程【プロセス】

「どのように」「どのような」「どんな」には、以上の4つの「問いの文脈」があることについて、分析をしてみると、多くの場合、①、③、④の「問いの文脈」上に「どのように」「どのような」「どんな」が位置づいていることが分かりました。

国語の勉強で「どのように」「どのような」と尋ねられると、「様子を表す言葉」で答えることが多いかと思います。

その一方で、理科や社会科では、「物事の種類」「物事の方法」「変化の過程」の中から選択して答えることになります。

このように、教科書中の言葉の出現傾向について研究し、「問いの言葉」に対する、「正しい答え方」とは何かを考えていくことが必要なのではないでしょうか。

教科書の言葉の分析は、デジタルデータで教科書本文が取り扱うことができるようになり、それを分析する形態素解析のソフトも充実してきています。

教科書の言葉の使い方の傾向について是非分析してみてください。


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