個別指導で名古屋市・豊田市・蟹江町を中心に学習塾を展開する個別指導のキューブ・個別指導塾ピックアップ
BLOG
子どもを変えたいと思ったことはありませんか。 態度を改めてほしい。 もう少し前向きになってほしい。 やるべきことに向き合ってほしい。 そう感じるのは、ごく自然なことです。 子どもを思っているからこそ、 「このままでいいのだろうか」と考えてしまうのです。 ただ、教育現場で長く子どもたちを見てきて、 はっきりと言えることがあります。 家庭の空気を一番大きく変えるのは、子どもではなく、大人の立ち位置です。 子どもは、言葉以上に「空気」を感じ取ります。 声のトーン。 間の取り方。 視線。 表情。 「何も言っていないのに、伝わってしまう」 そう感じた経験はないでしょうか。 例えば、 表向きは穏やかに接していても、 心の中で 「また同じことをしている」 「どうしてできないのだろう」 と思っていると、その緊張感は自然と家庭に広がります。 すると子どもは、 理由は分からなくても、 「なんとなく居心地が悪い」 「何か言われそう」 と感じるようになります。 その結果、 口数が減る 反応が薄くなる 部屋にこもる という行動につながることがあります。 これは反抗ではありません。 空気に適応しようとしているだけなのです。 逆に、親の側が少し立ち位置を変えると、 家庭の空気は驚くほど変わります。 例えば、 結果を気にしすぎていた視点を、 過程を見る視点に変える。 「どうしてできないの?」を、 「どこが難しかった?」に変える。 先回りして指示していた場面で、 一度待ってみる。 こうした小さな変化は、 劇的な言葉を使わなくても、 家庭全体の緊張を和らげます。 大切なのは、 「管理する側」から 「見守る側」に移ることです。 見守るとは、放っておくことではありません。 距離を取ることでもありません。 必要なときに支えられる位置に立ちながら、主役を子どもに戻すことです。 この立ち位置に変わると、 子どもは少しずつ、自分で考え始めます。 自分で選び、 自分で失敗し、 自分で立て直そうとします。 時間はかかります。 すぐに目に見える変化は出ないかもしれません。 ですが、家庭の空気が落ち着くと、 子どもは外で受けるストレスを家に持ち込みにくくなります。 「ここに戻れば大丈夫」 そう感じられるからです。 親が完璧である必要はありません。 感情が揺れる日があってもいい。 不安になる日があってもいい。 ただ、 「変えようとする対象」を 子どもから、自分の立ち位置に戻す。 それだけで、家庭は驚くほど安定します。
COPYRIGHT © Shingakuzyuku CUBE ALL RIGHTS RESERVED.