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「がんばれ!」
一見、素晴らしく励ましていることばに聞こえます。
しかし・・・。
よく考えてみてください。
「がんばれ!」と 言われた子どもの心は どうでしょうか?
(ぼくは・・・、がんばっていないんだ・・・。)
もちろん、「がんばれ!」と言われ、「わかった!」と、一生懸命により励む子どももいるでしょう。
しかし、自分はがんばっていないから、「がんばれ!」と言われてるんだ と感じる子どももいるのです。
「こんなにがんばっているのに・・・。もっとがんばれっていうのか・・・。」と感じる子どももいるのです。
この「がんばれ!」は、心が病んでいる子どもに対しては、決して言ってはいけない言葉とよく言われます。
では、どのような表現がよいのでしょう。
いかがでしょうか?
この表現では、がんばっている自分のことを「認めてくれている」ことばだと感じませんか?
「ほめてくれた・・・!」と感じると思いませんか?・
言われた子どもは、より「がんばるぞ!」という気持ちになると思いませんか?
励ましているつもりの「がんばれ!」では、励まされる子どももいますが、萎えてしまう子どももいます。
「がんばってるね!」のことばで萎えてしまう子どもは、ほとんどいません。
ことばは、相手がどのように受け止めるか・・・が、重要なのです。
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