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検定教科書を巡る謝礼問題で、文部科学省が都道府県教育委員会の調査結果を公表した。
2009年度以降、3000~5万円の現金などを受け取ったとされる公立小中学校の教員ら約3400人のうち、839人がその後、教科書の選定(採択)に調査員などとして関与していた。
【中略】
教科書は学習の 拠 ( よ )り所だ。選定対象の教科書を読み、特徴や評価をまとめる調査員の役割は重い。教科書会社との間で金銭の授受があれば、調査に手心を加えたと見られても仕方がない。
そもそも、文科省の規則で、検定中の教科書は外部の閲覧が禁じられている。教科書を見たのは規範意識が乏しいことの表れだ。地方公務員である公立学校の教員は、副業が禁止され、許可なく報酬を受け取ることもできない。
【中略】
より深刻なのは、市町村教委の現職職員が、謝礼を受け取っていた問題である。課長や指導主事など幹部クラスも含まれる。
市町村教委は、どの教科書を使うかを最終的に決める権限を有する。教員を指導し、教科書選定の公正さを確保する立場であることを自覚しなければならない。
教科書選定の信頼回復には、再発防止の徹底が急務である。
【以下省略】
つい先日、「教育業界の気になる部分」についてお話ししたばかりでしたが・・・
これは、教育業界や教育者、指導者の問題というだけでなく「日本の公務員の規範意識の低さ」という問題にもつながるのかもしれませんね。
この問題の根が深いからこそ、教育にも影響が出ていると考える方が自然かもしれません。
「現場」で活動する公務員の方々はどこまで行っても「現場」です。
ということは、やはり「その上に位置する方々」に問題があるのでは・・・となります。
日本はこの先どうなってしまうのでしょうか。
そういえば、ここ数年で倒れていった国の中には「働かない公務員が国を占めた」ことが原因だったところもありましたね・・・
このまま学校だけに任せておいて、子どもたちの将来は明るいものになるのでしょうか。
強くそう確信します。
子どもの幸せな将来のために、やれることをやろうと思います。
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