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今ここに、足すと55円になる2枚の日本円の硬貨がある。
しかし、その内1枚は5円玉ではないらしい。
これはいったいどういうことだろうか?
さて、今回はシンプルながら思わず首をひねってしまう問題をチョイスしました!
足すと55円になる2枚の硬貨の組み合わせ、普通に考えればアレとアレしかありませんが……
以下はヒントです(反転して読んでください)
ヒント①:問題文の1行目にひっかけやミスリードの類はありません。2行目に着目しましょう
ヒント②:実は、これはどちらかというと国語の問題です。「その内1枚は」という言い方に惑わされないように……
それでは正解です!
問題文の1行目の条件を満たすのは、当然50円玉と5円玉の組み合わせしかありませんよね? しかし、2行目には「その内1枚は5円玉ではない」という文言が……一見すると不可能に見えますが、答えは実にシンプル。
「その内1枚は5円玉ではない」ということは、言い換えると「2枚のうち1枚は5円玉ではない」ということを表しているにすぎません。つまりどういうことかというと、ここでいう「5円玉ではない1枚」というのは50円玉のことであって、もう1枚が5円玉ということです。
問題文を呼んだ時、「その内1枚は5円玉ではない」というのを「1枚も5円玉がない」と解釈してしまいませんでしたか? それら二つは全く別物です。例えば、「3枚で合計65円になる硬貨の組み合わせがあり、その内2枚は5円玉ではない」という問題があったとしたら、「残りの1枚が5円玉」ということがもう少し分かりやすくなると思います。
勉強をしている時、こういった先入観から思わぬところで躓いてしまうことがあります。
そういう時は、問題文をよーく読んでみたら自分の思い違いに気づくことができるかもしれませんよ!
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