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名古屋市立緑高等学校は、名古屋市東南部の緑区、閑静な住宅と史跡と緑に囲まれた丘陵地に建つ高校です。
「自主・自律の精神を重んじ、心身ともにたくましい生徒の育成をめざしています。」(緑高校Webサイトより)という教育理念からうかがえるように、自由でのびのびとした校風が特徴です。
設立年月日:1969年
設置者:名古屋市
国公私立:公立学校
設置学科:普通科
所在地:愛知県 名古屋市緑区 旭出1丁目1104
交通アクセス:地下鉄鳴子駅・名鉄鳴海駅より市バスまたは名鉄バス。中旭出・緑高校・緑図書館各バス停から学校までいずれも約5分
緑高校のwebサイト
http://www.midori-h.nagoya-c.ed.jp/
緑高校では、「他者の声に耳を傾け、自らもよく考え、発信できる」能力を身につけることを目標にして、「読む、考える、議論する」ことを重視したカリキュラムを組んでいます。
そのひとつに、「名古屋市の魅力ある市立高校づくり」への取り組みの一環として「図書館総合力向上計画」を実施しています。過去に取り組んできたイベント例としては
「百人一首大会」
「ビブリオバトル」
「リテラチャーサークル」
「読み聞かせ活動」(児童館や小学校にて)
などがあり、いずれも、緑高校のサイト内で写真とともに紹介されています。
また、語学能力の向上を目指し、「英語多読」の授業や海外語学研修も行われています。
「英語多読」とは、一年生全員を対象に、毎週1時間、図書館で行われる授業です。生徒は、教員のアドバイスを受けながら、各自で自分の英語力と好みに合った本を選び、授業中にひたすら読み進めます。授業が終わると、読書記録手帳に、読んだ本のタイトル、レベル、語数、感想などを記入します。そうすることで進み具合が数字としてわかりますし、目に見える記録なので、励みにもなります。多読の授業で利用した本は貸し出しが可能で、家で続きを読むことができ、実際に毎週のように借りてゆく生徒もいます。学校側としては、在学中に100万語に到達する生徒たちが出てくることを期待して、指導を続けているとのことです。
「海外研修」には2種類あり、ひとつは2016年度より希望生徒を対象に行われている、PTA主催の語学研修です。夏休み中に実施され、2017年はフィリピン・セブ島で15日間の研修を行う予定です。
もうひとつは、名古屋市教育委員会が主体の「名古屋市立高校生海外派遣事業・普通科等海外派遣団」で、2016年度は緑高校から2名が選抜され、オーストラリアのシドニー市へ旅立ちました。
「自主・自律の精神を重んじ、心身ともにたくましい生徒の育成」をめざす緑高校では、学校行事にもその特徴が表れています。
夏休みの海外語学研修や、活発な図書館活動のほか、夏と学年末に実施される球技大会および、縦割りブロックによる応援合戦が目を引く体育祭、各クラスが工夫を凝らした出し物をし、一般公開日もある文化祭、12月と3月に緑小文化劇場で行われる文化部発表会など、授業以外の活動も盛んです。
一年生には「人間総合」の授業があり、外部講師の講演を聞いたり、その内容について議論したり、文章を書く作業を行うなどして、人間力の向上をはかります。
進路関連のイベントとしては、地元国公立大や私立大から講師を招き、模擬授業や大学生活について説明を受ける「分野別説明会」と、進学塾の講師を招いての「進路講演会」が開催されています。もちろん保護者向けの説明会も用意されています。
授業は、毎日6時間×55分。授業時間の確保と授業以外の活動の充実を見据え、55分カセット方式が取り入れられています。
学習強化対策として、希望者には土曜補習を行い、また、夏休みの間は夏期講座を開き、学力の充実につとめています。自主学習を希望する生徒には早朝・放課後の「勉強部」もあります。
気になる進学先ですが、ほとんどが4年制大学へ進学し、短大、専門学校へ進む生徒も1割程度います。
4年制大学の内訳は、国公立が毎年十数名程度、残りは私立大学となっています。
緑高校の偏差値
普通科 54
(参考:最新! 愛知県 高校偏差値 ランキング2017)
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