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愛知県の自立型個別指導塾の塾長Tです。
前回に引き続き、今回は中学生にとって新学習指導要領は
どういった影響を及ぼすのかをまとめてみます。
小学生同様キーワードは「主体性」です。
コラムを読まれている皆さんは「意欲・関心・態度」という表現を目や耳にされた子とはあるでしょうか。
これは今までの通知表の各科目の最も上位に書かれていた評価基準です。
ここでは授業中に何回手を挙げたのかであったり、テスト前の提出物をちゃんと提出しているかなどを見られていました。
ところが次の通知表からこの項目がなくなり、
変わって「主体的に学習に取り組む態度」となります。
見た感じそんなに変わらないように思えなくもないですが、ここがミソです。
今まで評価に盛り込まれていた授業態度や提出物の有無は成績ではなく性質だ。
といった意見が以前からあり、評価における重要性が下がると予想されます。
結果として今後重要視されてくるのが、
力をつけるために計画的にかつ粘り強く取り組めたかどうかを重視することになります。
一例で表しますと、
旧)とにかく提出物は期日を守ってしっかり提出をさせることだけ徹底するば、
よほどのことがなければ1をつけられることはなかった。
実力が足りなくても努力点でカバーがでる要素があった。
新)テスト前にちょこっと勉強をしたようなふりをしているだけでは成績に反映されなくなり、
毎日コツコツ努力をし、実力をつけた子を評価する。
といった感じで、小学生編でお伝えした
・毎日学習する時間を作りましょう
・宿題はできるようになることが目的であると認識させましょう
の2点が成績として影響力を及ぼす形になるということです。
中学生時代に身につけていきたい力(習慣)
①毎日新しく学校で習った学習をその日のうちに復習する
人間は覚えたことをその瞬間から忘れていってしまう性質があります。
習ったその日に理解していることも2,3日放置するだけで
あれ?なんだっけ?と忘れてしまうこともあります。
しかし、すぐ復習をすると記憶が定着しやすくなるという研究があります。
平日は2時間、土日は4時間の復習や予習ができるようになるだけで見違えるようになるでしょう。
②テスト勉強をやめましょう
と言ってもテスト範囲の対策をしないという意味ではありません。
テスト週間1週間でできることはあまりにも少なすぎるので、
テスト週間に頼った計画を立てるのはやめようという意味です。
テストのために勉強をするのではなく、
日頃の勉強の進捗確認のためにテストがあるのです。
詰め込みで得た偽りの点数で一喜一憂するのは意味がありませんね。
③自立できるようになりましょう
7割から8割近くの中学生が塾に通います。
そして、高校生になると塾を続ける子は激減します。
人に頼りきるタイプの勉強のやり方だけで育った子は、
高校生になったら急に自分一人でやっていけるようになるでしょうか。
最近都市部では予備校ではなく、高校生用の補習塾が増えていると聞きます。
大学生や社会人向けの塾はありません。
自分で壁を乗り越えられる方法をいち早く見つけられた方が
あらゆることに対して力が発揮できるようになると考えます。
中学生になってから私たちの塾に通い始める子どもたちは、
かなり高確率で上記3点のいずれかは欠如してしまっています。
しかし、わたしたちはこの新学習指導要領をチャンスだと思っています。
なぜならば、私たちの塾のコンセプトこそがまさに「主体性」だからです。
私たちが運営している「個別指導のCUBE」と「個別指導塾PICK UP」では
中学生時代に身につけさせたい力(習慣)で挙げた3点を身につけさせるため、
「テストへの道」という冊子をテスト1カ月以上前から配布し、
テストへの道に沿って学習させていくことで達成することができるようになっています。
正しい学習の仕方と効率の良い時間の使い方を学ぶことが
成績アップの土台になります。
ここができるようになった後に各問題の解き方などの技術を身につけていくと
実力が格段に伸びるようになります。
中学生時代に身につけていきたい力(習慣)のいずれかの項目ができていないという方は、
ぜひうちで見させていただくのが効果的だと思います。
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